Fleeq1.Magazine No.7 「Fenderist 2019」

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文:あっくん 写真:倉持(Mak photograph) 動画:ニッシー(Pica Films)


Fenderist 2019,フリワン的リポート!


2019年11月に行われたフェンダリスト。国内では唯一の「フェンダー」にフォーカスした屋内型イベントだ。今回我々はそのフェンダリストにメディアクルーとして参加したので会場の様子、雰囲気をフリワン的視点でお伝えしていきます。

 

これがカスタムカーにおけるイマドキなフェンダー事情の全貌。しかとご覧あれ!



それではまずは一般公開はされない搬入時の雰囲気を我らが写真担当くらもち(Mak photograph)の写真とともにご覧いただきたい。


早朝にフェンダー、ホイール、タイヤのセットアップにこだわった車両がズラリ。

好きな人間にはたまらない景色ッス。


冬も近く少し肌寒い「芸術の秋」、各々のアシセッティングもまた芸術的。


搬入も大詰め。イベントの準備が完了に近づいていきます!



お次はPicaFilmsによるムービーをご覧ください!



ムービーはいかがでしたか?会場の雰囲気がよくお分かりいただけたと思う。天気にも恵まれ葉の色づきとともに秋を感じながらも最高に盛り上がったイベントで、我々自身も撮影やクルマに関してのメモをとりながらも楽しむことができました。

 

ここからはエントリー車両の中からフリワン的に素晴らしいと感じたクルマをご紹介していきます。

我々フリークワンのメンバーでもあるRyo君のS15。メンバー云々抜きにしてもカッコいいと思う。

シンプルながら激レアGPスポーツフルエアロにTE37、グレッディのブレーキシステムと当時のパーツで構成されている。純正のボディラインを活かしたフェンダーはフロント叩き出しだが、ツメも残したままとなっている。


前期のボディ、灯火類にボディ同色サンルーフとアドバンGT、レーシングミラーの年代コントラストがハイセンスと感じたFC。

キレイに叩き出された純正フェンダーに今っぽいツラの合わせ方もバッチリハマってネオクラシンプルのお手本的1台。


こちらも37履きかつ純正ボディパーツでシンプルなスタイル。リップ、エアロミラー、US化で定番ながら独特の雰囲気を感じます。

リム以外がほぼほぼブラックアウトされていることでステップリムが強調されとてもレーシーな4er。いかつくてめちゃカッコいいです。


いい意味でベンツに興味なきゃスルーされてしまうのではとすら感じる自然なワイドフェンダー。これに20インチのアドバンGTを合わせ絶妙なスラムド。タイヤ扁平も完璧なバランスでリムの被り方がとってもキレイですよね。

ベース選択含めフェンダーとアシだけでここまで存在感を作るセンスは本当に素晴らしいと感じました。



エアロ、ボディカラー、ホイール、キャンバーのまとまり感に非常に惹かれたL7ミラ。おそらくボディカラーはミレニアムジェイドだと思うが、ポリッシュのプロフェッサー、ユーロっぽいエアロと相まって激シブ。リアのさりげないブリスター形状もカッコいいッス!

こちらもトータルでめちゃくちゃキマッてると感じた1台。やり過ぎず、やらな過ぎずの最高のさじ加減。

フェンダーはかなりのワイド具合。その分バンパーがかなり控えめだったりドアモールが無い分ボディ一体のトランクスポイラーでプレスラインを強調させたりと足し引きが完璧ですよね。


今年もエンジンベイまでやっている車両は多く見応え抜群。

おそらくGT3037だと思いますがデカいタービンってやっぱカッコいいス。

カタマリ感がすごいけど軽量感ある足元がめちゃカッコいいっす。RI-Aって言ってる人が結構いたけどこれはtitan7履き。

この車高でもしっかりスポーティなところがイイですね!

ツートンにケーニッヒ履きのシブい17。外装もさることながらなんとこれV8載せ換えという激シブ仕様!エアロはKブレイクっぽいけどおそらく他車種用ニコイチ。


外装はWORK VSにトップシークレットのリップ。インテリアにベージュのユーロスターをチョイスすることでグッとオシャレな雰囲気になっていますね!

タイヤ外径をあまり下げずに、フェンダーとタイヤの隙間が埋まっているのがカッコいいッス。37SAGAにアクセントカラーのキャリパーも◎


クルマが映える屋内。ピラーとキャンバーの関係性がとてもキレイです。

無彩色を極めることで存在感が増しているS2000。赤い落ち葉がそれをさらに引き立てます。


叩き出したフェンダーに収まるマイスターが大迫力のE46カブリオレ。下げるなら18インチが主流の46に大きめの19インチをセットし渋めのカラーバランスでまとめられているあたりが流石です。ほんのりバッドフェイスやナイキAIRのセンターキャップにもオシャレさを感じる1台。

以前フィーチャー記事でマガジンに出ていただいたJunサンの34。以前はアドバンGTを履いていたが、今回BC forgedをチョイスしたよう。ユーロを熟知しているからこそできる合わせ方で、34にこのホイールを合わせられる感性の持ち主はそういないのではないだろう。

ボディパーツなどの詳細は以前のマガジンをご覧ください。

 


今回フェンダー、ボディメイクで会場イチ感銘を受けた車両。バンパーからラインがキレイにプレスラインに繋がっているが、実は20セルシオにはこのプレスラインが元々無い。フェンダーのみならずボディ自体を製作しているといっても過言ではない。それに合わせてドアノブも変更。おそらくフォグ周りはW211用だ。

このようにリアまでまるで純正かのように作り込んであり、リアのアーチ上げ量もいかにも上げている感のない感じでバチっと決まっている。LM-Rもとてもよく似合っていて、まさに「分るヤツには分かる」仕様と言えるだろう。



いかがでしたか?日本では数少ない屋内イベント、フェンダーや足回りのセットに興味ある方はぜひ次回行ってみてはいかがだろうか。きっと楽しめること間違いなしッス!